ロックっすよ。ロック。
なんていうのかな。
世の中のルールっていうか、当たり前だと思って信じてたこと、決まりごとみたいなものを壊してくれるのがロックなんだよね。
すげ〜破壊的で暴力的で攻撃的なんだけど、悪いイメージじゃなくて、弱い僕を包んでくれる優しさがある。
不器用でも、役に立たなくても「お前みたいな奴でも、生きていいんだよ」って許してくれるのがロック。
いつでも僕を支えてくれたのはロックだった。
というか、僕の人生はロックなのよ。ロックのような人生を送りたい。
優しい歌
なんか、ガキんちょの気持ちを代弁してくれるつーか、理不尽なルールに悶々として、大人になりたくない。なりきれない僕を優しく包んでくれたのがロックだった。
あれから数十年経ったけど、やっぱり大人になりきれなくて、周りと上手くやっていくことができない僕を支えてくれるのはロック。
ロックには、破壊的で暴力的で攻撃的な音楽みたいなイメージを持つ人が多いんだけど、僕にとっては優しい音楽。
弱くてもカッコ悪くても生きていて良いんだ。お前は間違ってない。間違ってるのは世の中だって言ってくれるのがロック。
すげ〜優しい歌。
いつでもそばにいた
世間のルールっていうか、しがらみにがんじがらめにされるのが嫌で悶々としていた。大人の汚さに気づき、何に対してもイライラしてたときから、僕のそばにはロックがあった。
中坊、ガキんちょの気持ちに寄り添ってくれたのは、親でも友達でもなく、ステレオから流れる音楽だった。
ロックとの出会いは、今でも愛してやまないブルーハーツ。ヒロトの言葉に衝撃を受けた。マーシーのギターに憧れた。河ちゃんの安定したベース、梶くんの刻むリズム、全てが僕を包んでくれた。
行き場のない怒り、鬱憤、なんかそんなものを全て受け入れてくれた。
歳を取ってからのロック
社会人になって、それまでの仲間とは明らかに違う、金太郎飴のような奴らと仕事をするようになって、みんなと同じことができない僕を救ってくれたのはロックだった。
大人になってから聴いたロックは、あの頃とは違って、もっと暖かかった。ガキんちょの頃に聴いた懐かしい音楽なんだけど、新鮮なメッセージを受けた。
もっと人生楽しもうぜっ!!
やりたいことをやろうぜっ!!
それなりに人生経験を積んで、世の中の仕組みを理解して聴くロックはガキんちょの頃とは違って
すげ〜暖かかった。優しかった。
嫌なことがあって自分のことが嫌いになりそうになったとき、優しく僕を包んでくれたのがロック。
お前も生きてて良いんだよ。こんな俺らも生きているんだ。そんなメッセージをもらったような気がする。
バカやって、盛り上がって、楽しんで、それで良いんだ。もっと人生は楽しいだぜっ!!楽しもうぜっ!!
大人になれないガキでいいじゃん
大人になるっていうのは、社会のしがらみに慣れることじゃねーんだよ。自分の意思を持って生きることなんだ。
ガキのままでいいじゃねーか、誰かの価値観で生きる必要はない。自分の価値観を持とうぜっ!!
って考えられるようになったのはロックのおかげ。
色々な音楽を聴いてきたけど、やっぱり僕の原点はロックだった。
今の僕があるのは、ロックがあったからだと思う。
大人になりきれない僕の言い訳です。
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